平成27年第4回 6月定例会 平成27年第4回
香芝市議会定例会会議録1
招集年月日 平成27年6月8日2 招集場所 本市役所5階議場3
出席議員 (15名) 1番 福 岡 憲 宏 君 2番 上田井 良 二 君 3番 中 井 政 友 君 4番 下 村 佳 史 君 5番 池 田 英 子 君 6番 欠 員 7番 中 山 武 彦 君 8番 奥 山 隆 俊 君 9番 森 井 常 夫 君 10番 中 村 良 路 君 11番 関 義 秀 君 12番 小 西 高 吉 君 13番 細 井 宏 純 君 14番 中 川 廣 美 君 15番 河 杉 博 之 君 16番 北 川 重 信 君4 欠席議員 な し5
地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。 市長 吉 田 弘 明 副市長 鎌 田 裕 康 教育長 廣 瀬 裕 司 企画部長 森 村 光 延 総務部長 当 麻 俊 弥
市民環境部長(危機管理監) 村 中 義 男
福祉健康部長 松 原 秀 典
都市創造部長 堀 本 武 史
上下水道部長 石 阪 博 隆 教育部長 吉 村 宗 章
総務部次長 吉 村 文 一
市民環境部次長北 辻 早 苗
地域振興局長 黒 越 頼 雄
福祉健康部次長坂 本 珠 延 健康局長 松 崎 三十鈴
都市創造部次長奥 田 芳 久
教育部次長 藤 井 彦 史
会計管理者 中 木 正6 会議の記録・書記は、次のとおりである。
議会事務局長 森 田 庄 一 〃 庶務課長 赤 土 昌 功7 会議の事件は、次のとおりである。 報第2号 平成26年度香芝市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報第3号 平成26年度香芝市
介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報第4号 平成26年度香芝市
下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報第5号 平成26年度香芝市財産区
財産特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報第6号 権利の放棄の
専決処分の報告について 報第7号 損害賠償の額の決定の
専決処分の報告について 報第8号 香芝市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の
専決処分の報告について 報第9号 香芝市
手数料条例の一部を改正する条例の
専決処分の報告について 議第37号 香芝市
介護保険条例の一部を改正することについて 議第38号 平成27年度香芝市
一般会計補正予算(第1号)について 議第39号 平成27年度香芝市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について 同第5号 香芝市
監査委員の選任につき同意を求めることについて 意見書第2号 認知症への
取り組みの充実強化に関する意見書(案)8 議長は、
会議録署名議員に次の者を指名した。 11番 関 義 秀 君 12番 小 西 高 吉 君 開会 午前9時02分
○議長(
北川重信君) おはようございます。 平成27年6月第4回
香芝市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様方には何かとお忙しいなかでございますが、出席いただきましてまことにありがとうございます。 今月に入りまして梅雨らしい日が続いていますので、皆様ご自身の体、体調管理には十分留意をいただきたいと思います。また、本定例会が皆様方の協力によりスムーズに運営できますよう、よろしくお願いを申し上げまして、開会にあたりましてのごあいさつとさせていただきます。 それでは、市長より招集のあいさつを受けます。
吉田市長。
◎市長(
吉田弘明君) 皆さん、改めましておはようございます。 6月に入りまして
梅雨シーズンになってまいりました。晴れ間も見えまして朝夕が比較的過ごしやすくなってございますが、体調を崩しやすくなってございますので、今議長のお話からもありましたようにお体ご留意いただきたいと思います。6月からはまた梅雨のシーズンということで、雨、風、そして土砂災害、いろいろな対策もとっていかなければならないと、このように思ってございます。 隣の韓国ではMERSが猛威を振るってございまして、死者がきょうのニュースでは5名ということでございます。初期対策、初期対応のまずさなんかも指摘されてるとこでございますけども、いずれにしましても危機管理、我が香芝市としましてもしっかりとしてまいりたいと思います。ただいま工事中で非常に音がうるさい感じでございますが、何とぞご容赦願いたい、このように思っております。 そんななか、本日平成27年第4回を迎えます6月の定例会を開催させていただきましたところ、
大変お忙しいなか議員各位にはご出席賜りましてまことにありがとうございます。あわせて、日ごろ市政の運営にご理解とご協力を賜ってますことを改めて御礼を申し上げたいと思います。 さて、この6月3日をもちまして、私、市長に就任して丸3年が経過いたしました。残り1年を切ったところでございます。思い起こせば3年前、香芝市民の皆様とそしてこの議会でも所信表明をさせていただいたとおり、約束をさせていただいたことを議員の皆様のご協力と、そして市民の皆様のご理解のなかで少しずつ前進をし着実に実行をしてきた、そんなような気がいたします。また、就任以降、改めて課題となったことにつきましても確実に解決に向け進めていけている、そんなことも感じております。改めて議員の皆様のご協力とご理解にも感謝申し上げながら、残り1年、私自身市長として全力で取り組んでまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。 さて、今回の議案でございますが、26年度の
繰越明許費繰越計算書の報告が4件、
専決処分が4件、そして補正予算が2件、その他
人事案件等、合計12の議案でございます。何とぞ慎重審議のうえ、すべてご賛同賜りますようお願い申し上げまして、私の冒頭のあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
北川重信君) ただいま
出席議員が定足数に達しておりますので、これより平成27年6月第4回
香芝市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
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△日程1
会議録署名議員指名
○議長(
北川重信君)
署名議員でございますが、議長より指名させていただきまして、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ご異議ないようでございますので、11番関義秀君、12番小西高吉君によろしくお願いいたします。
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△日程2 会期・
議事日程の決定(
議会運営委員長報告)
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、本定例会の会期及び
議事日程を議題といたします。
議会運営委員会で、会期及び日程について審査を願っておりますので、
議会運営委員長から報告を求めます。
中川委員長。
◆
議会運営委員長(中川廣美君) 議長のお許しをいただきまして、
議会運営委員会を代表して報告させていただきます。
議会運営委員会は、去る5月25日に平成27年6月定例会についてを案件として開催いたしました。 まず、会期・日程についてでございますが、8日本会議の初日、12日
総務企画委員会、15日
福祉教育委員会、16日
建設水道委員会、23日と24日の2日間が
一般質問、本会議の最終日が26日の19日間と決定いたしました。 次に、本日の日程でございますが、この後、日程3、議長諸報告、4、香芝市
事業者許認可等に関する
調査特別委員会中間報告、5、
市長行政報告、6、報第2号、7、報第3号、8、報第4号、9、報第5号、10、報第6号、11、報第7号、12、報第8号、13、報第9号、14、同第5号、15、
理事者提出議案提案理由説明、16、
理事者提出議案総括質疑、17、
理事者提出議案委員会付託、18、意見書第2号、17時解散。 議会の初日の日程については、以上のように決定いたしております。 また、奈良県
後期高齢者医療広域連合会議会の関係でございますが、議員の欠員が出ているため選挙を行うことになります。なお、選挙につきましては本
会議最終日の26日を予定しておりますのでよろしくお願いいたします。 次に、
理事者提出議案の委員会への付託でございますが、
総務企画委員会には議第38号、
福祉教育委員会には議第37号、議第39号、それぞれ委員会に付託することに決定しました。 次に、
一般質問の通告期限については、本日の午後5時までとなっております。また、
一般質問を行う順番については、恒例によりくじを引き、小さい番号の順から
一般質問することに決定いたしました。 これをもちまして
議会運営委員会の
委員長報告を終わりますが、私の
報告漏れ等がございましたら
委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。終わります。
○議長(
北川重信君) ただいまの
議会運営委員長報告に対しましての質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) 質疑はないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま
議会運営委員長の報告がありましたとおり、本定例会の会期は6月8日から6月26日までの19日間と決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ご異議ないようでございますので、
議会運営委員長報告どおり、本定例会の会期は6月8日から6月26日までの19日間と決定いたします。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の
議事日程のとおりで、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ご異議ないようでございますので、お手元の日程案のとおり本日の
議事日程とすることに決します。
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△日程3 議長諸報告
○議長(
北川重信君) 諸般の報告をいたします。 監査及び
例月出納検査の結果報告が届いております。その写しをお手元までに配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、議員の派遣についてでございますが、
香芝市議会会議規則第161条第1項ただし書きの規定によりまして、5月26日開催の奈良県
市議会議長会に小西高吉議員を派遣いたしましたので、報告いたします。
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△日程4 香芝市
事業者許認可等に関する
調査特別委員会中間報告
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、香芝市
事業者許認可等に関する
調査特別委員長から
中間報告をお受けいたします。
福岡委員長。
◆香芝市
事業者許認可等に関する
調査特別委員長(福岡憲宏君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、去る4月30日、そして5月25日に開催いたしました第1回及び第2回本委員会の
審査概要について、委員会を代表して
中間報告をさせていただきます。 第1回目の委員会では、資料請求についてを案件として開催いたしました。理事者に対して請求した資料でございますが、1、市の
許認可業務の範囲及び内容、条件や根拠も含めたリスト(事業者のみ)、2、許可を与えた25年度以降、現在までのリスト(香芝市廃棄物の処理及び清掃に関する条例第17条に関するものは過去5年分)、3、条件不備にもかかわらず許認可を与えているリスト、4、過去5年及び今後5年の
人口推移、し尿、
浄化槽汚泥の発生量の推移、5、25年度以降の
プロポーザルの応募、結果リスト。なお、その他必要な資料については別途請求することにいたしました。 第2回目の委員会では、前回に請求した資料について理事者から説明を受けた後、質疑をお受けいたしました。まず、市の
許認可業務の範囲及び内容、条件や根拠も含めたリスト及び許可を与えた25年度以降のリストについてでございますが、委員から事業者の住所について市内に限るものと県内に限るものが2つあるがなぜ違うのかとただされ、理事者から
一般廃棄物処理運搬業等の住所については、平成11年に市内に限るということで改正を行っており、浄化槽の清掃業者については引き続き許可を与えていたものである。また、
排水設備等指定工事店の指定は、県内に営業所または店舗を有しているものと要件が定められていると答弁がありました。 次に、条件不備にもかかわらず許認可を与えているリストについてでございますが、委員からどういうところに条件の不備があったのか。また、なぜその不備を見落としたのかとただされ、理事者から規則要件では市内に事業所を有しなければならないとなっているのに市外に住所を有している業者に許可を与えていた。もう一点は、定款に
事業内容の記載がないのに許可を与えていたものである。また、2年ごとの更新であったことから書類の漏れ落ちがないかだけを確認しており、
チェック体制の不備があったと答弁がありました。委員から今後の予算執行についてただされ、理事者から本市が事業者に許可を与えているもので、市の予算を伴って事業や委託をしている部分ではないと答弁がありました。 委員から
住所要件の瑕疵である部分について、
先ほど治癒で足りるということであったが、現在、
住所要件は修正されてるのかとただされ、理事者から
許可事業者から4月20日付で
許認可申請事業変更届が提出され住所が変更されている。また、定款の変更については、現在事業者と奈良県が協議中であると答弁がありました。 委員から今後の再発防止に対する市の
取り組みについてただされ、理事者から
許認可等に関する部分については
行政手続法や本市の条例、規則で手続を行っていくのが本来だと考えていると答弁がありました。 次に、過去5年及び今後5年の
人口推移、し尿、
浄化槽汚泥の発生量の推移についてでございますが、委員から特に質疑はありませんでした。なお、次回の委員会までに下水道の普及率、非
水洗化人口、浄化槽数の推移、他市の状況など追加資料の提出を要望いたしました。 次に、25年度以降の
プロポーザルの応募、結果リストについてでございますが、委員から
デマンド交通の
プロポーザル資料を提出してもらいたいと要請がありました。なお、
デマンド交通の資料については個人情報も含まれるため、当該資料の審査に関しては秘密会で開催することを委員会で決定しています。 以上をもちまして、本委員会の
審査概要についての
中間報告を終わります。
○議長(
北川重信君) ただいまの報告に対しましての質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) 質疑はないようでございますので、質疑を打ち切ります。
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△日程5
市長行政報告
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、市長の
行政報告をお受けいたします。
吉田市長。
◎市長(
吉田弘明君) それでは、さきの3月
定例議会から3カ月が経過いたしましたので、この間の主な事項について報告をいたします。 まず、
企画関係でございます。 まち・ひと・し
ごと創生法に基づく香芝市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の策定と
関連事業の推進を図るため、平成27年度第1回香芝市まち・ひと・し
ごと創生本部会議を4月27日に開催いたしました。総合戦略につきましては、今年度中の策定を目指し、今後も検討を重ねてまいります。 また、6月2日に
奈良県立大学との間に連携協力に関する協定を締結いたしました。本市では大阪樟蔭女子大学、畿央大学、帝塚山大学に続く4校目の
連携協力校になります。今後は
地域産業振興、教育、文化の発展、人材育成、
地域づくり等の分野で教育機関としての知見やノウハウを活用した地域課題への適切な対応に努めてまいります。 次に、人事関係につきましては、4月から6級以下の職員の役割分担を見直し、あわせて役職名を見直すことにより、
国家公務員の号給制度に準じた
職務遂行体制を確立し、より効果的、効率的な
組織運営を目指すとともに、各職員には支給する給料額に見合った適正な職責を果たすことを求めることといたしました。 次に、総務関係でございます。
滞納整理業務につきましては、昨年度より
奈良モデル事業として本市、奈良県及び大和高田市で
特別滞納整理強化チームを編成し、市税の
大口滞納案件や
徴収困難案件の
滞納整理を実施しました。 その
取り組みの結果、平成26年度には
特別滞納整理強化チームを含む本市において、前年度を135件上回る341件の差し押さえを実施し、
滞納繰越分の徴収率が前年度比6.42%アップの30.62%という成果を導くことができました。今後も引き続き、捜索や合同公売を含めた
滞納整理に取り組んでまいります。 次に、
庁舎耐震化事業につきましては、昨年の9月議会において
工事請負契約の議決をいただき、耐震化に向け工事を行っているところでございます。現在、仮設工事、撤去工事が終了し、引き続き内部、外部の
耐震補強工事及び改修工事を行っており、4月末現在の工事の進捗率につきましては34.2%となっております。 次に、
市民環境関係でございます。
マイナンバー通知につきましては、子供から大人まで住民票を有するすべての方に
マイナンバー付番通知が10月から送付されます。この通知は、
地方公共団体情報システム機構より住民票に登録されている住所に郵送されるため、現在6月上旬からの同機構への
データ提供のため
住民登録情報の整備を進めているところでございます。 次に、
ごみ収集運搬業務の民間委託につきましては、6月より五位堂と関屋の2小学校区においてスタートさせました。民間の力を公の業務に生かし、
市民サービスの向上を目指してまいります。今後も市民の皆様の生活に密着した業務であることを念頭に置いて、民間業務の範囲拡大に努めてまいります。 次に、
地球温暖化対策の推進の一環といたしまして、今年度も5月1日より
エコスタイルキャンペーンを実施しております。10月末日までの期間中は節水や適正な冷房温度の管理、職員の軽装勤務の励行を初め、無理なく取り組める持続可能な
節電対策等を実践してまいりますので、市民及び議員の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 次に、安全・安心の
まちづくりとして
交通安全対策につきましては、毎月15日の
交通安全街頭指導、市内巡回に加え、5月11日から10日間の春の
交通安全県民運動期間には
高齢者自転車講習会、
シルバードライビングコンテスト等の
各種イベントや街頭啓発、市内巡回などの啓発活動を実施し、
交通安全意識の高揚に努めました。 次に、
デマンド交通につきましては、4月1日から本格運行を開始し、引き続き市民の皆様にご利用いただいているところでございます。 次に、3月23日には香芝市
防災会議を開催し、
東日本大震災の教訓を踏まえた
災害対策基本法の改正や国の
防災基本計画の修正、
南海トラフ巨大地震に関する国の検討会の内容、奈良県
地域防災計画の修正等を踏まえ、香芝市
地域防災計画の見直しを行ったところでございます。 また、4月19日には
地域防災体制の強化を図ることを目的に、21名の新入団員を含む全消防団員で
春季合同訓練を実施し、礼式や
ホース延長訓練などの基礎訓練を中心に技術の向上に努めたところでございます。 さらに、
デジタル防災行政無線につきましては、消防団、自治会、
指定避難所及び関係機関への機器の設置が完了し、4月1日から運用を開始いたしました。今後、大規模災害が発生した際には、各団体のご協力をいただき、被害状況及び
避難状況等の情報を迅速に提供し、市民の生命、財産の安全確保に努めてまいります。 次に、
商工業振興につきましては、
地方創生の一環として市内での消費喚起を図るため、昨年度を大きく上回る販売総額5億円、
プレミアム率20%で発行総額6億円となる
プレミアム商品券の発行を予定しており、現在、商工会と連携しながら7月の販売に向けて準備を進めているところでございます。 次に、観光につきましては、4月23日に地域の伝統行事である岳のぼりが実施され、当日は天候にも恵まれ登山日和となった二上山では、
上ノ池横登山口から約260名の参加があり、自然に親しみながらの美化清掃に取り組んでいただきました。 次に、
市民活動団体への支援の拡充を図り、市民協働による
まちづくりを推進するため取り組んでおります香芝市
まちづくり提案活動支援事業につきまして、4月18日に
事業報告会を開催いたしました。当日は、昨年度に採択されました20団体のうち4団体より、昨年度の実施内容、今後の
取り組み方針等を報告していただき、本事業の周知啓発に努めたところでございます。また、今年度につきましては18団体より応募があり、現在、
審査委員会におきまして各団体の
事業計画等について
ヒアリング審査を行ってるところでございます。 次に、
福祉健康関係でございます。
臨時福祉給付金及び
子育て世帯臨時特例給付金につきましては、
消費税引き上げの影響等を踏まえて、昨年度に引き続き平成27年度も実施されることになりました。
臨時福祉給付金におきましては、国や奈良県等から通知等を踏まえ、申請方法などの詳細を今後ホームページや広報等でお知らせいたします。また、
子育て世帯臨時特例給付金におきましては、5月末に対象者に
児童手当現況届とあわせて申請書を送付し、6月から受け付けを開始しているところでございます。 次に、4月より
総合福祉センター内の
社会福祉課、
介護福祉課、
地域包括支援センターの窓口に補聴器の利用者や難聴などの障害のある方の聞き取りを助ける機器を設置いたしました。窓口で対応する職員の声を聞き取りやすくすることにより、意思の疎通を促進し、利用者の負担軽減を図っております。 次に、
精神障害者への
医療費助成につきましては、4月より
精神障害者保健福祉手帳1級の
手帳所持者を対象として実施させていただいております。4月末現在の
医療資格証発行者は33名で、今後も国、奈良県への働きかけを行い、対象範囲の拡充を目指してまいります。 次に、
保健センターにおける
母子保健事業の充実として、今年度も乳幼児健診を毎月6回実施しております。また、妊婦健診審査の費用についても、1人9万5,000円を上限とした補助の実施をいたしております。また、6月よりまち・ひと・し
ごと創生事業として
子育て世帯の費用負担の軽減を図り、虫歯予防を通じ、みずから
健康づくりに取り組んでいけるよう
子供フッ素塗布事業を実施しております。 次に、
臨床心理ゾーンにおける
臨床心理事業につきましては、本年3月27日に香芝市
臨床心理事業の実施に関する条例を制定いたしました。今後も身近な心の相談場所として実施体制の強化を図り、
相談待機人数の解消や休日相談の開催など、支援が必要なときにすぐに対応できるよう努めてまいります。 次に、都市創造の分野でございます。 本市における水害予防の
ハード施策につきましては、川の上流域で降った雨を既存のため池を利用して一時的に貯留する方法として、
流域貯留浸透事業を平成10年より実施しているところでございますが、
穴虫ヤブツ池につきましては3月末に池の堤体工事が完成し、
雨水貯留量2,450立方メートルを確保することができました。また、昨年度から工事を行っております
尼寺コモ池につきましても4月に1期工事が完了し、ことしの渇水期に2期工事を予定しており、完成後にはさらに1,700立方メートルの貯留量を確保する予定でございます。これによりまして、計画貯留量の40%を確保する見込みでございます。今後におきましても地元の皆様の協力のもと、雨水貯留対策に努めてまいります。 次に、五位堂駅前北第二土地区画整理事業につきましては、駅周辺の良好な市街地環境形成のため平成13年度から事業を行ってまいりました。このたび6月5日に奈良県知事により換地処分の公告が行われ、翌日の6月6日より換地処分による効力が発生し、地区内の土地の所在や住所が「香芝市すみれ野」に変更になりました。 また、本日、奈良地方法務局葛城支局に区画整理登記申請を行い、約1カ月で新しい住所、地番等の登記が完了する予定でございます。 次に、上下水道関係でございます。 上水道事業につきましては、安全で良質な水の安定供給のため、香芝市水道事業中長期基本計画及び香芝市水道施設更新計画に基づき、老朽管の布設替え工事、管網の整備等、順次設計施工に取り組んでいるところでございます。今後も災害に強い水道を目指してまいります。 次に、公共下水道事業につきましては、平成26年度末現在の普及率は66.3%でございます。現在、さらなる普及率の向上を目指して、幹線管渠、枝線管渠の整備を進めております。 次に、教育関係でございます。 中学校給食センターにつきましては、去る3月26日に広陵町・香芝市共同中学校給食センター建設に関する協定書を締結いたしております。 また、4月22日には、給食センターの設計業務について
プロポーザルによる審査を実施し、受託業者が決定いたしました。 また、中学校給食実施に係る検討会議を設け、円滑な給食実施に向けて学校担当者との意見交換や準備作業を行っております。引き続き、広陵町の担当者とともに、他市の事例研究や情報交換等を入念に行いながら、確実に計画を進めてまいります。 次に、4月より関屋幼稚園と鎌田幼稚園において3年制保育と預かり保育をスタートいたしました。3年制保育は、いずれの園におきましても定員の20名の園児が入園されました。現在では集団生活にもなれ、毎日元気に過ごしておられます。また、保護者のさまざまな活動のために、保育終了後も園児を保育する預かり保育についても徐々に利用者が増加しております。 次に、本年3月に策定しました本市の生涯学習の基盤であります第2次生涯学習推進基本計画に基づき推進体制を確立するために、5月には生涯学習にかかわる総合的な施策を推進する、市長を本部長とし各行政分野の部長級を部員とする生涯学習推進本部を設置いたしました。今後につきましては、本部会議に付すべき事案の調整等を行う関係課の課長級で構成する推進部会の設置に向けて、調整を図ってまいりたいと考えております。 次に、昨今の情報化社会の発達により、青少年を取り巻く環境は日常生活にとって有益な情報ばかりではなく、悪影響を与えるさまざまな情報が氾濫し、若者の意識や行動に大きな影響を及ぼしております。 また、今日、本市では目新しい大型店舗が開店し、開店時間が深夜に及ぶことから青少年の深夜外出の増加が懸念されます。このような状況のなか、青少年センターにおきましては地域や学校・PTA・警察と連携を密にとり、青少年が非行、被害等の危険に巻き込まれないように努めているところでございます。4月28日には、青少年のみならず地域住民の防犯意識の高揚を図るべく、香芝警察署、香芝市青少年健全育成協議会、香芝市青少年指導員協議会などの市内各関係機関、団体と連携して、駅頭での啓発活動を実施いたしました。今後も、あいさつ運動や青色パトロールカーによる市内巡視など、安心・安全な地域社会づくりに努めてまいります。 次に、4月26日に公民館開講のつどいをモナミホールで約400名の参加を得て開催いたしました。当日は各講座の紹介を行うとともに、記念講演では声優の佐久間レイさんを講師にお迎えし、「みんな笑顔の講演会~命を輝かせる心のストレッチ~」と題し、歌や朗読劇を楽しんでいただきました。 次に、本年第1回の香芝市総合教育会議が5月18日に開催されました。私のほか教育長、教育委員4名の法定構成6名が出席し、香芝市の教育行政の大綱や教育条件の整備等について協議、調整が行われました。 以上、さきの定例市議会からこの間の主な事項についてご報告申し上げましたけども、今後とも香芝の
まちづくりのために、議員各位のお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、
行政報告といたしたいと思います。 以上でございます。
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△日程6 報第2号 平成26年度香芝市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、報第2号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 はい、鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) 報第2号。ただいま提案のありました報第2号平成26年度香芝市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についての提案理由を説明申し上げます。 本案は、繰越明許費として議決いただきました各事業について、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 総務費の総務管理費の地方版総合戦略策定事業を初めとする20件の事業につきまして、合計18億1,015万9,000円の繰越明許費設定の議決をいただきましたうち、13億3,146万9,000円を翌年度へ繰り越しさせていただきました。主な繰越理由といたしましては、関係機関との協議に不測の日数を要したこと、また国の補正予算第1号に伴う予算計上が3月補正予算となり、事業の執行期間が短かったためでございます。 なお、翌年度繰越額の財源といたしましては、国庫支出金、地方債及び一般財源となっております。 以上のとおり、報第2号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
北川重信君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) 質疑がないようでございますので、質疑を打ち切ります。 報第2号については報告を受理します。
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△日程7 報第3号 平成26年度香芝市
介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、報第3号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案になりました報第3号平成26年度香芝市
介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、繰越明許費として議決をいただきました介護保険システム改修事業について、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 介護保険制度改正等に伴うシステム改修事業の繰越明許費として98万5,000円の議決をいただきました同額を翌年度に繰り越しさせていただきました。 なお、翌年度繰越額の財源といたしましては国庫支出金及び一般財源となっております。 以上のとおり、報第3号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
北川重信君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) 質疑がないようでございますので、質疑を打ち切ります。 報第3号については報告を受理します。
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△日程8 報第4号 平成26年度香芝市
下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、報第4号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案になりました報第4号平成26年度香芝市
下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、繰越明許費として議決をいただきました下水道事業について、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 地震対策下水道事業の繰越明許費として1,380万円の議決をいただきました同額を流域下水道事業流域下水道整備事業の繰越明許費として19万3,000円の議決をいただきました同額をそれぞれ翌年度に繰り越しさせていただきました。 なお、翌年度繰越額の財源といたしましては国庫支出金、地方債及び一般財源でございます。 以上のとおり、報第4号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願いいたします。
○議長(
北川重信君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) 質疑がないようでございますので、質疑を打ち切ります。 報第4号については報告を受理します。
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△日程9 報第5号 平成26年度香芝市財産区
財産特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、報第5号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案になりました報第5号平成26年度香芝市財産区
財産特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、繰越明許費として議決をいただきました平野財産区地元公共事業について、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 平野財産区地元公共事業の繰越明許費として1,023万5,000円の議決をいただき、同額を翌年度に繰り越しさせていただきました。 なお、翌年度繰越額の財源といたしましては財産収入でございます。 以上のとおり、報第5号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
北川重信君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) 質疑がないようでございますので、質疑を打ち切ります。 報第5号については報告を受理します。
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△日程10 報第6号 権利の放棄の
専決処分の報告について
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、報第6号についてを議題といたします。 報第6号は、個人情報保護の観点から秘密会で審議をいたしたいと思います。秘密会とするためには、
地方自治法第115条の規定により
出席議員の3分の2以上の賛成を必要といたします。討論を行わないで決定することになっております。 それでは、秘密会で審議をすることについて採決をいたします。 秘密会とすることに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
北川重信君) ありがとうございます。 ただいまの賛成者は14名、3分の2以上でございますので、したがいまして本案につきましては秘密会で審議をすることに可決されました。 それでは、秘密会として議案の審議に入りたいと思います。 まことに恐縮でございますが、議員、理事者以外の傍聴の方におかれましては、香芝市議会傍聴規則第9条によりまして、ご退場くださいますようよろしくお願い申し上げます。 それでは、秘密会を開きます。(午前9時39分 秘密会に入る) (午前10時10分 秘密会を終了する) 暫時休憩をいたします。 午前10時10分 休憩 午前10時10分 再開
○議長(
北川重信君) 休憩を解いて再開いたします。 先ほど報第6号を審議し、報告を受理いたしました。 お諮りいたします。 先ほどの秘密会の議事の記録につきましては、
香芝市議会会議規則第107条の規定によりまして、公表しないということにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ご異議ないようでございますので、そのように決します。 ここで暫時休憩いたします。 午前10時11分 休憩 午前10時25分 再開
○議長(
北川重信君) 休憩を解いて再開いたします。
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△日程11 報第7号 損害賠償の額の決定の
専決処分の報告について
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、報第7号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案になりました報第7号損害賠償の額の決定の
専決処分の報告についての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、公用車の運行に起因して発生した自動車事故の損害賠償額の決定について、
地方自治法第180条第1項の規定により平成27年4月30日に
専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 以上のとおり、報第7号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
北川重信君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。 中村議員。
◆10番(中村良路君) 以前は結構公用車がありましたけども、今回久しぶりに公用車のまたこういった事故っていうことですが、教育委員会として出先機関が結構たくさんありますので、そういったなかでやはり公用車使われる日が結構多いものだと思っております。そのなかでのこういった安全に対する指導ですね、そんなんは年に1回ぐらいとかというふうなことでも実施されてるかどうか。その辺お聞かせください。
○議長(
北川重信君) はい、吉村部長。
◎教育部長(吉村宗章君) 安全対策でございますけども、今回、物損事故で済みましたですけども、いろいろ校務の状態で市内いろいろ交通的にも使わさせていただいてる公用車の取り扱いについては十二分に交通安全に配慮しながら校務に努めておるという状況でございます。 今回の件につきましても、学校長のほうから事故を起こしました職員に対しましても強く指導を行っておりまして、本人を含めまして学校での
取り組みを今後進めていただきますよう学校での研修会等も含めて対応をしていただいてるところでございます。教育委員会といたしましても、市長部局とも連携を図りながら交通安全の対策として研修等には一層力を入れてまいりたいと、かように思っておる次第でございます。
○議長(
北川重信君) 中村議員。
◆10番(中村良路君) 誰も事故をしようと思って事故をするわけじゃないんですが、あと事故が少なくなる、なくなるというのが一番指導の仕方としてはいい方法だと思います。 あと、それとこういった教育委員会含めてですけども、自家用車、自分の車に校務で乗られるときがあるとそのように思いますが、その辺の状況はどうでしょうか。
○議長(
北川重信君) 吉村部長。
◎教育部長(吉村宗章君) 教育委員会といたしましては、市内の学校に公用車を1台ずつ程度を配置しておるところでございますけども、何分職員数が多うございまして校務も多様化しております。香芝市の市立の学校の県費負担教職員の私有自動車等の校務使用に関する取扱要綱、これを19年に定めておりまして、これに伴います私有自動車等を規定化しております。 当然、登録番号等を登録していただいて、それを使っていただいた場合については報告いただくという形になってございます。いずれにいたしましても、この取り扱いによりまして、あくまでも私有の自動車に起因する部分の自動車の保険関係ございますけども、何分交通安全には留意をしながら、校務を進めていただきたいという形で取り扱いを進めておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
北川重信君) 中村議員。
◆10番(中村良路君) わかりました。気をつけてされてるものやと思いますが、しかし公用車1台だけであとは私用車を使われてるということなんですが、事故とかというのは当然起こるべくして起こるんですが、そういったときに公用車だったらこういうふうな感じで損害賠償、また保険含めて入っておられますが、私用車はあくまでも個人の車の保険で入っておられると、そういったときの事故とか、言うたら1回事故をすれば保険がまた今までの割引がなくなるといったその状況も含めまして、そういったことについてはどういうふうに対処されるんですか。事故をすることは自分の不注意だからある程度は仕方ないんですが、そういった保険を自分で掛けておられる、それを公用車で使う、そういったことについてはどうでしょうか。
○議長(
北川重信君) 吉村部長。
◎教育部長(吉村宗章君) 当該要綱の第9条に損害賠償の欄がございます。ここを規定化させてもらってるところを読み上げさせていただきますと、あくまでも県費職員の私有自動車を公用に使用した場合、事故等により他の者に損害与えた場合につきましては、あくまでも県費職員がその加入する自動車損害賠償責任保険、あるいはまた自動車損害賠償責任共済、あるいはまた任意保険等により損害を賠償するという形で規定させていただいております。ただし、損害賠償額が当該保険金額を超える場合につきましては、当該県費負担教職員に故意、あるいは重大な過失がある場合を除き、その超える額については市が負担するという形で規定化しておるところでございます。何分この辺は今まで取り扱い自体はありませんけども、これに従いまして取り扱いを進めていくという形になってございます。 以上です。
○議長(
北川重信君) 森村部長。
◎企画部長(森村光延君) それでは、市のほうの職員、今、教育部長のほうからは教育部における私用車の取り扱いということでお話しいただいたと思います。基本的に市役所の職員につきましては、私用車での公用運行というのは認めていないというのが現状でございます。ですから、ご質問の部分について発生するところはないというところでございます。仮にそのようなところがございましたときには、実際は県とかが運用されてる部分というのは事前に登録をしておいて、私用車を公用車として登録しときますよと、それは特別な場合に乗っていいよと、そういう許可を受けてまた乗るという形になるわけでございます。市の場合には公用車もございますのでそういう該当はないというところでございます。 以上でございます。
○議長(
北川重信君) ほかにないようでございますので、質疑を打ち切ります。 報第7号については、報告を受理します。
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△日程12 報第8号 香芝市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の
専決処分の報告について
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、報第8号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案になりました報第8号香芝市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の
専決処分の報告についての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、国民健康保険法の一部を改正する法律の施行に伴い、同法の条項を引用する本条例の規定を整理する必要が生じたため、
地方自治法第180条第1項の規定により平成27年3月31日に
専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 以上のとおり、報第8号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
北川重信君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) 質疑はないようでございますので、質疑を打ち切ります。 報第8号については、報告を受理します。
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△日程13 報第9号 香芝市
手数料条例の一部を改正する条例の
専決処分の報告について
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、報第9号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案になりました報第9号香芝市
手数料条例の一部を改正する条例の
専決処分の報告についての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、同法の題名を引用する本条例の規定を整理する必要が生じたため、
地方自治法第180条第1項の規定により平成27年4月30日に
専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 以上のとおり、報第9号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
北川重信君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。 はい、中村議員。
◆10番(中村良路君) 済みません、ちょっとこの意味、鳥獣保護及び管理という言葉が、文言が入ったということなんですが、この管理ということを説明していただけたらと思いますが。
○議長(
北川重信君) 堀本部長。
◎
都市創造部長(堀本武史君) 法律の内容ということでございまして、近年イノシシなどの鳥獣において急速な生息数の増加や生息地の拡大が起きております。そのなかで方法としましては、具体的に都道府県知事が地域における種の状況に応じて施策する、策定する計画について目的を明確にし、保護に関する計画と管理に関する計画に分けるなど施策体系を整理したことや、住民集合地域等における麻酔猟銃の許可が得られること、また網猟免許、及びわな猟免許の年齢制限が、20歳未満から18歳未満に引き下げられたことが主な改正の状況でございまして、今までは管理するというところまではなかなか至っておりませんでしたけれども、この法律において管理まで施策として及んでいくということでございます。 以上でございます。
○議長(
北川重信君) ほかに。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ほかにないようでございますので、質疑を打ち切ります。 報第9号について、報告を受理します。
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△日程14 同第5号 香芝市
監査委員の選任につき同意を求めることについて
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、同第5号を議題といたします。 理事者から議案の提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案になりました同第5号香芝市
監査委員の選任につき同意を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、平成27年8月10日付で任期満了予定の香芝市
監査委員であります近藤洋氏につきまして、引き続き本市
監査委員として選任いたしたく
地方自治法第196条第1項の規定に基づき同意を求めるものでございます。 なお、本人は人格、見識、ともに豊かであり、
監査委員にふさわしい方でございますので、何とぞ原案同意賜りますようお願いいたします。
○議長(
北川重信君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) 質疑はないようでございますので、質疑を打ち切り、採決に入ります。 お諮りいたします。 同第5号については、原案のとおり可決することに、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ご異議ないようでございますので、同第5号については原案のとおり同意することに決定します。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程15
理事者提出議案提案理由説明
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、理事者より提出議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) 提案いたしております議案につきまして、提案理由の説明を申し上げてまいりたいと思います。 まず、議第37号香芝市
介護保険条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、介護保険施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令の施行に伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 改正内容につきましては、本条例第4条第1項第1号に掲げるものの保険料を2万8,920円から2万6,030円に変更し規定するものでございます。 次に、議第38号平成27年度香芝市
一般会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ9,042万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ241億1,042万2,000円とするものでございます。 補正の内容でございますが、総務費においては自治会活動支援事業の増額、民生費におきましては介護保険施行令の一部改正に伴い、低所得者保険料軽減強化に要する費用として介護保険特別会計への繰出金の増額、また
臨時福祉給付金事業の増額、消防費におきましては防災意識啓発事業の増額に伴う経費を補正するものであります。 歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源を国庫支出金、県支出金、繰入金、諸収入に求めたものでございます。 次に、議第39号平成27年度香芝市
介護保険特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額の増減はなく、歳入内訳における保険料の減額に対し、繰入金を追加するものでございます。補正の内容につきましては、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令の施行に伴い、香芝市
介護保険条例第4条第1項第1号に掲げる第1号被保険者の保険料を2万8,920円から2万6,030円に減額することによる補正でございます。軽減に係る総事業費は827万2,000円で、財源の内訳は国庫支出金が2分の1で413万6,000円、県支出金、市がそれぞれ4分の1で206万8,000円でございます。 以上、条例の一部改正、補正予算の3議案でございます。何とぞ慎重にご審議をいただきまして、原案可決賜りますようお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程16
理事者提出議案総括質疑
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、これより理事者より提出議案の総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定している議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮願いたいと思います。 それでは、
総務企画委員会に付託を予定しております議第38号につきましての総括質疑をお受けいたします。 福岡議員。
◆1番(福岡憲宏君) この350万円の自治総合センターコミュニティ助成金のとこなんですけども、これ見させていただいたら多分2つの自治会が手を挙げられてというか、申請が通ってると思うんですが、毎年どれぐらいの自治会の方が手を挙げられてて、どれぐらいこれが通ってるものなんでしょうか。
○議長(
北川重信君) 黒越局長。
◎
地域振興局長(黒越頼雄君) 平成27年度におきましては3つの自治会から申請があって、2つの自治会が採択を受けております。平成26年度におきましては1つの自治会が採択を受けておられます。平成25年度におきましても1つの自治会が採択を受けておられるという状況であります。 以上です。
○議長(
北川重信君) 福岡議員。
◆1番(福岡憲宏君) 済みません、昔のものにおいて1件ずつっていうのは何件中1件なんですかね。
○議長(
北川重信君) 黒越局長。
◎
地域振興局長(黒越頼雄君) 申しわけございません。平成25年度、平成26年度、それぞれ1つの自治会から申請があり、1つの自治会が採択を受けている状況です。
○議長(
北川重信君) 福岡議員。
◆1番(福岡憲宏君) これすべての自治会はこのシステムっていうのを知ってるのかどうかっていう、これを皆さんに広報できてるのかっていうことをお伺いしたいんですけども。
○議長(
北川重信君) 黒越局長。
◎
地域振興局長(黒越頼雄君) はい、自治連合会での総会等での周知、また未加盟の自治会についてもそれぞれ周知を行っておりますので、それぞれの自治会に周知は行われているというふうに理解しております。 以上です。
○議長(
北川重信君) ほかに。 中山議員。
◆7番(中山武彦君) 6ページの
臨時福祉給付金費につきまして伺います。 6,600万円ですが、市長の
行政報告にもございましたが、計画では子ども・子育て世代のものと、また低所得者のものとがあると思うんですが、ここの金額についてはどのような中身なんでしょうか。
○議長(
北川重信君) 坂本次長。
◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 今回の臨時給付金につきましては6,000円という形になっております。ちなみに子育ての部分につきましては、一人3,000円という形になっております。
○議長(
北川重信君) 中山議員。
◆7番(中山武彦君) 合わせてこの金額という理解をさせていただいたんですが、手続としては低所得者の方についてはまた市のほうからしっかり通知をされて、それぞれの方に渡るようにされるというふうなことでよろしいんですか。
○議長(
北川重信君) 坂本次長。
◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 臨時給付金につきましてはあくまでも非課税者という形になりますので、非課税の方につきましては6月以降でないと確定いたしませんので、今回の補正によりましてまた手続のほうしっかりさせていただきたいと思っております。
○議長(
北川重信君) 坂本次長。
◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 失礼いたしました。昨年度同様、個人通知等々もやってまいります。
○議長(
北川重信君) ほかに。 関議員。
◆11番(関義秀君) 先ほどもちょっと質問ございましたけども、自治総合センターコミュニティ助成金、これ自治振興費と、そして款7の消防費のなかの災害対策費と2つ出ておるんですけども、まずこれ受けられる金額の上限と受けられる制度の概要といいますか、そういうことについて説明お願いします。
○議長(
北川重信君) 黒越局長。
◎
地域振興局長(黒越頼雄君) 一般コミュニティ助成のほうでありますけれども、住民が自主的に行うコミュニティ活動の促進、地域の連帯に基づく自治意識を盛り上げるための事業ということで、コミュニティ活動に直接必要な設備、建築物でありますとか消耗品は除きますけれども、それの備品等を買っていただく事業に補助されるというふうになっております。上限額ですけれども、100万円から250万円で助成率100%以内というふうになっております。 具体的な内容ですけども、東良福寺自治会のほうで夏に行われる盆踊り大会、新年に行われるとんど大会等、地域の祭りで使われる備品、放送設備でありますとか、餅つきの道具を買われるというふうにお聞きしております。 以上です。
○議長(
北川重信君) 北辻次長。
◎市民環境部次長(北辻早苗君) 失礼いたします。 地域防災組織育成助成事業というのがございまして、これにつきましては自主防災組織育成助成、消防団育成助成、女性防火クラブ、幼年消防クラブ等々の助成事業でございまして、これにつきましては30万円から上限が200万円というところまで助成をされております。 また、今回の27年度の助成額ですけれども、はたふじ会自主防災組織につきましては190万円となってございます。 以上でございます。
○議長(
北川重信君) 関議員。
◆11番(関義秀君) 先ほども福岡議員からございましたけども、自治会の総会でこのような制度があるということをPRされているということをおっしゃってたんですけども、どうも自治会はあまり理解されていないようなきらいもあるんですけども、その辺はそれぞれ再度こういう制度がありますよというようなことと、全国的にこのような制度を受けられてる総数というのも把握できてるんでしょうか。
○議長(
北川重信君) 黒越局長。
◎
地域振興局長(黒越頼雄君) 自治会の周知のほうですけれども、先ほど申し上げましたように自治連合会、もしくは加盟、未加盟のところには郵送等で周知させていただいてるところですけれども、議員おっしゃってるように必ずしもその内容が理解されていないところもあるのかもというふうな懸念は確かにございます。ですので、直接自治会の方々とお話しするなかにおいて、こういうようなことが使えますよ、困り事を聞いたときにはこういう制度が使えますよということの投げかけ等は、これからも積極的にやっていきたいというふうに考えております。 全国的にということですけれども、ちょっと全国的にもかなりの件数はあるかと思います。件数までは把握しておりませんけれども、かなりの件数があるというふうには理解しております。2,327の認定が平成27年ですか、行われてるというふうにお聞きしております。 以上です。
○議長(
北川重信君) 関議員。
◆11番(関義秀君) 全部で2,300件があるということですか。そのうち受けられたのが2,300件ですか、それとも申請が2,300件ですか。2,300件のなかで香芝が2件ということで、確率的には全国的にはどんななんですか。結構高い確率でいただいてるのか、それとも低い確率なのか、その辺の感想はどうですか。
○議長(
北川重信君) 北辻次長。
◎市民環境部次長(北辻早苗君) 失礼いたします。 27年度の決定件数が2,327件、そして今回香芝市のほうで決定されました分がコミュニティ事業ということで、これが1448件ですね。そして、地域防災のほうが519件ということで、一般的には大体事業数としては奈良県内では1件ずつというようなカウントが上がっております。県によりましては、市町村の数が多いところは当然件数が多くなってまいるかと思います。 以上です。
○議長(
北川重信君) ほかに。 中井議員。
◆3番(中井政友君) 先ほど中山議員が質問されましたけど、
臨時福祉給付金ですけど、昨年度も実施されたんですけど、昨年度どれぐらい請求のパーセント、余ってしまったっていうか、取りに来られなかったというのがあったと思うんですが、その辺どうでしょう。
○議長(
北川重信君) 坂本次長。
◎福祉健康部次長(坂本珠延君) 昨年度臨時給付金の請求件数が5,468件ございました。人数にしますと、決定者数が9,341名という形になっております。申請件数につきましては一応非課税というふうな形で見ておりまして、その非課税者は税務課のほうでもまだ扶養等々の確認をしてない時点から申しまして、申請率75%というふうな形になっております。 以上でございます。
○議長(
北川重信君) 中井議員。
◆3番(中井政友君) ということは25%、4分の1ほどの人が受け取られなかったということだと思うんです。それぞれ通知送って、こういう制度ありますよというふうに通知されてると思うんですけど、見落とされたりうっかりされてる方もおられると思いますんで、福祉センターのほうでそういうのを僕も見たんですけど、お年寄りなんかそういう書類もなかなか見れなかったり、ホームページも見られないんで、直接福祉センターでもっと目につくような工夫というのをされたらどうかなというふうに、意見ですけど、そういうふうに思います。看板というかもっと社会福祉協議会で取り扱われてたと思うんですけど、奥のほうですので、そういうふうなことをお聞きします。
○議長(
北川重信君) 松原部長。
◎
福祉健康部長(松原秀典君) 失礼します。 先ほどの次長のほうの説明なんですけれども、申請書を送付させていただいてる当時につきまして、送らせていただいた部分のなかには扶養義務者の方に扶養されてる世帯ということで非課税世帯も入っておりまして、それを送らせていただいたなかで最終的に75%の方が請求あったということで、25%の方がすべて該当者で申請されてないということじゃないということだけまずご理解いただきたいと思います。それから、広報、周知につきましてはできる限りまた、先ほど言われました広報、ホームページ、それから個別通知以外でまた福祉センター等のほうの掲示等も考えさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
北川重信君) ほかに。 小西議員。
◆12番(小西高吉君) ちょっと1点だけ確認させていただきたいんですが、先ほどから質疑出てるように自治総合センターコミュニティ助成金の一般コミュニティ助成、先ほどの答弁からいきますと3自治会が手を挙げられてっていうようなお話でしたよね。2自治会が採択されたような答弁だったと思うんですが、そうでいいんですかね。
○議長(
北川重信君) 黒越局長。
◎
地域振興局長(黒越頼雄君) 一般コミュニティ助成につきましては説明不足で申しわけございません。一般コミュニティ助成のほうにつきましては1自治会のほうから申請があって、1自治会が認定されたということで、自主防災のほうで2つの自治会から申請があって1つが認定されたということでございます。 以上です。
○議長(
北川重信君) 小西議員。
◆12番(小西高吉君) といいますと、地域防災組織育成助成のほうが2自治会応募されて、1自治会だけ採択されたということなんですけど、これ採択されなかった理由、これは県のほうが出されるんですかね、できるかどうかっていうのは。そこら辺はどういうふうになってるんですか、これは。
○議長(
北川重信君) 北辻次長。
◎市民環境部次長(北辻早苗君) 失礼いたします。 その採択になりました理由等につきましては、こちらのほうでは把握できない形になっております。書類を出した状態で、結果につきましては結果のみ送られてくるということで、どういった理由で不採択になったかということにつきましてはわからない、審査基準についてはわからないということです。
○議長(
北川重信君) 小西議員。
◆12番(小西高吉君) その点からいいますと、自治会から相談受けて、こういうふうなんで使えますよというような説明されたとしても、採択されない理由がわからなければ、今後応募されるにあたっても何の助言もできないのじゃないかなと思うんですけど、その点の考えだけ、もう3回目なんであれなんですが、もしあれでしたら委員会でまた聞いていただいたら結構かなと思うんですが、その点お聞かせいただけますか。
○議長(
北川重信君) 北辻次長。
◎市民環境部次長(北辻早苗君) できるだけ調査をして採択になるような形で、今後は書類の内容についても指導していけたらというふうには考えております。
○議長(
北川重信君) ほかに。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ないようでございますので、議第38号の質疑を打ち切ります。 以上で、
総務企画委員会に付託を予定しております
理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 続いて、
福祉教育委員会に付託を予定しております議第37号につきましての総括質疑をお受けいたします。 中山議員。
◆7番(中山武彦君) 議第37号ですね、介護保険の条例一部改正で、今回、低所得者の方に対する第1段階の部分を下げていただいておりますが、この件について基準額に対する金額でございまして、各市町村で各保険料の徴収分が違いますので、それぞれ金額が異なると思いますけども、財政措置もされてるということで、今回の香芝での対象者、またこの実施される保険料の対象月ということについて、まず教えていただきたいと思います。
○議長(
北川重信君) 松崎局長。
◎健康局長(松崎三十鈴君) 今回対象となる第1段階の方につきましては2,862人となっております。
○議長(
北川重信君) 中山議員。
◆7番(中山武彦君) わかりました、2,862人と。介護保険の保険料を納付されてる方からすれば割合的にはどれぐらいのものになるんでしょうか。3年間の限定ということになると思うんですけど、今のところ。このあたりのことについてはわかってますでしょうか。
○議長(
北川重信君) 松崎局長。
◎健康局長(松崎三十鈴君) 申しわけございません、もう一度ご質問のほうの説明をお願いいたします。
○議長(
北川重信君) 済みません、中山議員、もう一度。
◆7番(中山武彦君) 第1段階の方の減額される方の割合というか、今回の保険料を納付される方がいらっしゃいますけど、2,862人とおっしゃったんですかね、今。何%いるか、どれぐらいの方が。
○議長(
北川重信君) 松崎局長。
◎健康局長(松崎三十鈴君) 申しわけございませんでした、済みません。約20%ぐらいの方が該当されておられます。
○議長(
北川重信君) 中山議員。
◆7番(中山武彦君) 今回、財政措置も国のほうでとられるということで、香芝のほうも先ほどの補正予算で一般会計から繰り入れされるということなんですけど、こういった国保でもそうですけども乳幼児の医療制度とか、市が単独でやるときについては国の財政措置は今のところないと、逆にカットされるような状況に今あるんですが、香芝でいろいろ福祉行政を、今精神保健医療でされてるところなんですが、こういった財政措置についての要望活動というものをちょっとしっかりやっていただいたほうがいいと、福祉に手厚い市町村であればあるほど国の助成、国保等の場合とか助成措置が削られていくというふうなことになりますんで、これは国においてもやっていただかなあかんことですけども、地元でも声を上げていかなあかんと思うんですけど、この点についてちょっと市長に伺いたいんですけどね。こういった市町村で独自にやる、こういった福祉政策で逆に国庫補助とかの減額をされる場合が今、時代に逆行されてるんですけども、このあたりしっかり訴えていただきたいと思うんですけど、この点ちょっと最後に伺いたいと思います。
○議長(
北川重信君)
吉田市長。
◎市長(
吉田弘明君) 予算の要望については、もう就任以来、状況を何回か出されたなかでやってきたところです。実は、先週も東京行った際に厚生労働省のほうにお話をさせていただいて、以前にお話をしていた精神障害のことも踏まえて、市議会のほうで要望も出していただきましたので、その旨を訴えてまいりました。それだけに限らず、国としては東北の
東日本大震災の財源が今までは別枠であったと、ところが次年度は別枠ではなくなっていくというところで、各省庁それぞれそれがインクルーズされるわけなんで、今までのものよりもやや低くなってくるんだというような、早々にそういうコメントが出ておりましたので非常に厳しいのであろうというふうに思います。 また、奈良県の予算についても、近畿のなかでも非常に総額が低いわけですから、県のほうにも予算をしっかりとっていただいて、少しでも市のほうに助成をいただけるようなものにできればなとこのように思っております。いずれにしろ、日本の全国のなかで住むところによって福祉サービスが変わっていくというのは、基本的には私はいかがなものかと思っておりますのでそこは充実していきたい、そのように思っていますし、まずは香芝は先行してよりよい、住みやすいまちにしていきたいと、このように思っております。 以上です。
○議長(
北川重信君) ほかにございませんか。 はい、中村議員。
◆10番(中村良路君) この改定、現行改正案に入ってる第4条の第3項、2万6,030円っていう金額ですけども、この金額の算出方法、根拠っていうのはどういうことで2万6,030円って定められたのかお聞かせください。
○議長(
北川重信君) 松崎局長。
◎健康局長(松崎三十鈴君) 失礼いたします。 本日、お手元のところに参考資料として介護保険料の表のほうをお配りさせていただいてると思います。そちらのほうごらんいただきまして、今回第6期のことにつきましては第5段階の方を基準額といたしました。その基準額が5万7,840円となっておりますので、ここから基準割合0.45を掛けた金額となっております。 以上です。
○議長(
北川重信君) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ないようでございますので、議第37号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第39号につきましての総括質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) 質疑がないようでございますので、議第39号の質疑を打ち切ります。 以上で、
福祉教育委員会に付託を予定しています
理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。
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△日程17
理事者提出議案委員会付託
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、
理事者提出議案の委員会付託を行います。 議第38号については
総務企画委員会に、議第37号、議第39号については
福祉教育委員会に付託することに、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ご異議ないようでございますので、それぞれの委員会に付託することに決します。
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△日程18 意見書第2号 認知症への
取り組みの充実強化に関する意見書
○議長(
北川重信君) 日程に従いまして、意見書第2号を議題といたします。 提出者から提案理由説明を求めます。 河杉議員。
◆15番(河杉博之君) 失礼いたします。 議長のお許しをいただきましたので、意見書第2号認知症への
取り組みの充実強化に関する意見書(案)について、提案理由の説明をさせていただきますが、本文朗読により説明とかえさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 認知症への
取り組みの充実強化に関する意見書(案)。 今日、認知症は世界規模で取り組むべき課題であり、本年開催されたWHO認知症閣僚級会議では、各国が認知症対策への政策的優先度をより高位に位置づけるべきとの考えが確認されました。世界最速で高齢化が進む我が国では、団塊の世代が75歳以上となる2025年には認知症高齢者数は約700万人にも達すると推計されており、日本の認知症への
取り組みが注目されています。政府は、本年1月、認知症対策を国家的課題として位置づけ、認知症施策推進総合戦略、いわゆる新オレンジプランを策定し、認知症高齢者が住みなれた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会、認知症高齢者等に優しい地域づくりを目指すこととしました。 しかし、今後の認知症高齢者等の増加を考えれば、認知症への理解の一層の促進、当事者や家族の生活を支える体制の整備、予防、治療法の確立など、総合的な
取り組みが求められるところであります。よって、政府においては下記の事項について適切な措置を講じられるよう強く要望いたします。 記。 1、認知症の方々の尊厳、意思、プライバシー等が尊重される社会の構築を目指し、学校教育などにより認知症への理解を一層促進するとともに、認知症の予防・治療法確立、ケアやサービスなど認知症に対する総合的な施策について、具体的な計画を策定することを定めた認知症の人と家族を支えるための基本法(仮称)を早期に制定すること。 2、認知症に見られる不安、抑うつ、妄想など心理行動症状の発症・悪化を防ぐため、訪問型の医療や看護サービスなどの普及促進を地域包括ケアシステムのなかに適切に組み入れること。 3、自治体などの
取り組みについて、家族介護、老老介護、独居認知症高齢者など、より配慮を要する方々へのサービスの好事例(サロン設置、買い物弱者への支援等)を広く周知すること。 4、認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の効果を見きわめるため、当事者や介護者の視点を入れた点検、評価を適切に行い、その結果を施策に反映させること。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 という意見書でございます。議員各位の皆様方のご理解を賜りますよう、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
北川重信君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。 細井議員。
◆13番(細井宏純君) 提案者のほうにお聞きしたいんですけれども、また上段のほうの趣旨説明ございますけれども、中段のほうの政府は本年1月認知症云々から、しかしとされて総合的な
取り組みが求められているところでありますということをうたわれておりますけれども、このしかし以下の総合的な
取り組みを求められているという、この総合的な
取り組みが上段のほうの新オレンジプランそのものなんですか。 それと、1から4番まで政府のほうに要望されている項目は、この新オレンジプランには含まれてないということなんでしょうか。
○議長(
北川重信君) 河杉議員。
◆15番(河杉博之君) ありがとうございます。新オレンジプランそのものは総合戦略でございますので、全体に今おっしゃられたようなことは入っております。そのなかで各地域で住みやすい状況、環境をつくっていただくために、政府の支援が必要である、自治体そのものでは独立してできない、単費ではできないという、先ほどのちょっと若干市長のお言葉もおかりしますけれども、地域によって格差が生まれないような形というのをとっていくためにはどうしたらいいのかということを総合的に捉えていただくように、認知症の方に対する対応も促進をさせていただきたいと、このような思いでございますので、どうぞご理解のほど賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
北川重信君) 細井議員。
◆13番(細井宏純君) それでは1から4番の項目に、ちょっと細かい話になるかもわかりませんけども、認知症に対する総合的な施策について基本法ということを求められておりますけれども、これ古くは平成24年9月に認知症施策推進5カ年計画から始まって5カ年のうちのちょうど2年経過したときに、この施策の強化という意味があって新オレンジプランを策定されたと思うわけですけども、この時期になってその基本法というのは後戻りしているような気がするんです。今の段階ではもう個別法の制定を視野に入れるべき時期に来てるのではないかと思います。 それと、この認知症の人と家族を支えるための基本法ですけれども、これ本年3月12日の衆議院の予算委員会で公明党の古屋範子副代表が提案したのに対して、安倍首相は認知症の方を社会全体で支えるための施策を総動員すると答弁されておりまして、この基本法にかわる、総合的なオレンジプランが、それにかわるものやというふうな形で答弁されているように思うんですけれども。 それと、2番なんですけれども、市町村の自主性やその主体性に基づき、地域の特性に応じて構築されている地域包括ケアシステムに、医療や看護サービスなどの普及促進をこのシステムに組み入れることを国に要望するって、こう言ってどういうことなのかなと思う。 それと、このオレンジプランでも
地域包括支援センターと認知症疾患の医療センターとの連携推進が掲げられております。そしてまた、これは公明党のインターネットのニュースなんですけども、日付が去年ですかね、平成26年11月6日なんですけど、安倍首相は6日都内で開かれている認知症問題をめぐる主要7カ国会議で塩崎厚労大臣に対して、認知症に関する国家戦略を新たに策定するように指示した、これを受けて厚労大臣は認知症の早期診療治療とともに住みなれた地域や医療、介護、生活支援システムなどを一体で受けられる地域包括ケアシステムの実現や就労、社会参加の支援、情報通信技術の活用などを目指す方針というふうに話されておりました。この地域包括ケアシステムについては国のほうは既に動き出しているように思うんですけれども。 それと、3番なんですけども、自治体の
取り組みの好事例を広く周知することを政府に要望しておられますけれども、誰が誰に対して周知することを国に求められているのか。各自治体が単費単独で実施している施策を国が調査して、それを広く各市町村に広報してくれということなのか。この広報という部分については、例えば語句で市町村、認知症、
取り組み、この3つのパスワードを入力すれば都道府県とか市町村の自治体の
取り組み事例が既に検索できます。 それと、4番ですけれども、小規模の自治体の事業でも、次の施策のステップにするために事業効果の検証をするというような作業が、もう今日では常識の範疇になっておりまして、これを改めて政府に要望するというのはあまりにも失礼なことではないかと思います。 それと、真にその認知症の方、またその家族を支えるための施策を考えられるなら、新オレンジプランにある数値目標や年次目標の確実な実行を前倒し、また自治体への過剰な負担にならないような予算措置も政府・与党においてお願いしたいところでございますけれども、いずれにしても所管の委員の皆様には、表題部分の名称にございます認知症への
取り組みの充実強化という語句に惑わされることなく、意見書の内容、その提出時期の整合性、国、政府・与党の動向も踏まえて、この意見書が適切なものか十二分に審議していただきたいと思います。 以上です。
○議長(
北川重信君) ほかに。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ほかに質疑がないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案につきましては、
福祉教育委員会に付託をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
北川重信君) ご異議ないようでございますので、本案については
福祉教育委員会に付託をします。 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。 12日は
総務企画委員会、15日は
福祉教育委員会、16日は
建設水道委員会が日程となっております。所属委員の皆様方には、各委員会の付託案件について慎重に審査をよろしくお願いいたします。 なお、
建設水道委員会については付託案件はございませんが、理事者からの報告等がありますのでよろしくお願いします。 また、23日と24日の両日は
一般質問の日程となっておりますので、議員諸公の格段のご協力をよろしくお願いいたします。 暫時休憩いたします。 午前11時24分 休憩 午前11時25分 再開
○議長(
北川重信君) 休憩を解いて再開いたします。 この後、11時半から委員会室におきまして、全員協議会を開催しますので、議員の皆様にはよろしくお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。 閉議 午前11時25分...